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この記事で分かること
・腰痛に自分で簡単にできるセルフケア方法
・おすすめのツボ:特に太谿(たいけい)穴
・お灸(火を使う・火を使わない)、セルフマッサージでのおすすめ方法
はじめに
腰が痛くて歩けない。
ぎっくり腰で動けない。
そんな辛い経験のある方や、そこまではいかなくても
「仕事中に腰がだるくて辛い」、
「仕事から帰ってこのダルさで家事が待ってるのが・・・」、
「なんかぎっくり腰になりそうな怖さがある」
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方に今回は、火を使うお灸、火を使わないお灸、自分でできるマッサージのセルフケアをご紹介したいと思います。
火を使うお灸の場合
火を使うお灸を見えない腰にするのは、とても怖いですよね?
実際に危ないですし、鍼灸師でも見えない所にはしません。
ではそんなときに、どこにお灸をするのかというと足とお腹です。
なぜ足とお腹かというと、腰に関係している神経が足とお腹にあるからです。
崑崙(こんろん)穴

場所は、外くるぶしとアキレス腱の間に崑崙(こんろん)穴があります。
急な腰の痛みにおすすめです。
太谿(たいけい)穴

場合は、内くるぶしとアキレス腱の間に太谿(たいけい)穴を取ります。
腰が重たい・だるいときにおすすめです。
公孫(こうそん)穴



場所は、少し分かりづらいので3枚の画像を使ってご説明します。
黒色●が太白(たいはく)穴で、その後ろ1寸に緑色●の公孫(こうそん)穴があります。
指を曲げたときに出てくる関節の1つ内くるぶし側後ろの関節(手でいうと握りこぶしのところ)のくぼみに、太白穴を取ります。その後ろ1寸が公孫穴です。
1寸は中指の横幅分ぐらいです
股関節や、腰の下の方が痛い方におすすめです。
お腹から腰痛に効くツボ
肋間神経に刺激を与えて腰痛を和らげるのが目的です。
京門(けいもん)穴

肋骨は12本あり、その一番下の12肋骨(画像の黒線)の前に、京門穴(オレンジ色●)があります。
火を使うお灸をする際は、煙が上がって肌に当たると火傷の可能性があります。
横向きになって行うか、火を使わないお灸が安全です。
安全なお灸の仕方の記事はこちら➡安全なお灸の仕方
火を使わないお灸の場合
背中や腰にあるツボは、なかなか自分でマッサージするのは難しいです。
火を使うお灸は、危険ですので自分では出来ません。
ですので背中・腰へは火を使わないお灸がおススメです。
腰眼(ようがん)穴

画像1

画像2
場所は画像1の通り、立った状態で両股関節の骨(白色●)を結んだ高さ(黒線)で、背骨(黒点線)から外3寸5分に腰眼穴(紫色●)があります。
3寸5分は親指以外の4本が3寸で、5分は中指の横幅の半分が目安です。
画像2の通り腕を上に挙げた状態で腰を捻ってもらうと、腰眼穴が少し凹みが増して探しやすいと思います。
身体の後ろにあるので、火を使わないお灸の方が安全です。
火を使わないお灸の気を付けるポイントはこちらの記事でご紹介しております➡
お灸を使わずにセルフケアしたい場合
それでもやっぱりお灸が怖い方は、軽くマッサージするのもおすすめです。
お灸を使いながら併用してすることも可能です。
マッサージの場所(膝窩筋)
膝裏にある膝窩筋を緩めると効果が期待できると思います。
膝窩筋の近くを坐骨神経の枝分かれした脛骨神経が通っているので、その筋肉を緩めて腰の痛みやだるさを軽減させるのが目的です。

基本的には画像の赤丸の部分をマッサージします。
特に太もも裏の外側、ふくらはぎの内側をの部分を緩められると良いと思います。
注意点
※膝窩にある委中穴は、禁鍼穴といって鍼(はり)をしてはいけないツボです。
理由はさっきの通り、その深部(奥)に脛骨神経が通っているので、神経が傷つかないようにしたいからです。
それではお灸は大丈夫なのかというと、禁灸穴(お灸をしてはダメ)ではないですが、汗がかきやすく肌の通気が悪いので、火傷をしやすいですし酷くなりやすです。
ですのでお灸は避けた方がいいです。
膝裏は神経が通っていること、そして関節の真裏ということもあり、とても弱いです。
ですので思っているよりも弱い力で刺激を入れたいです。
押したり、揉んだりするのであれば膝窩を直接ではなくその周りを本当に軽い力で揉む。
膝窩筋を直接刺激するのであれば、オイルなどを使って滑らせるよう擦るような方法が良いです。
どちらにしても、ゴリゴリと強くしないことが大切です。
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安全なお灸の仕方の記事はこちら➡安全なお灸の仕方
火傷しない為に気をつけたいポイントの記事はこちら➡お灸で火傷しないために気をつけたい事
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他になにかご不明な点や、ご相談がございましたらお問い合わせください。
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