デジタルお灸(電子温灸器)と火を使わないお灸太陽との違いは?鍼灸師が考える両者の特徴を解説|お灸のYOMOGI

お灸の仕方・方法

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「デジタルお灸(電子温灸器)」と、「火を使わないお灸太陽」の違いはありますか?
代用として使えますか?
というお声が多かったので、今回はデジタルお灸(アテックス ATEX)とせんねん灸(火を使わないお灸太陽)で比較してみました。

共通点

ここでは、両者の共通点について考えたいと思います。

まず煙が出ず、臭いでないという所は共通しています。
火を使わないので、見えない部分(背中など)に安全にお灸ができます。

どちらも気をつけたいのは低温やけどです。
特に就寝時は使用してはいけません。
痒みが出たり、熱さによる不快感が出た際に気付かず、低温やけどになってしまいます。

またどちらも皮ふに直接貼りますので、テープ負けすることもあります。
デジタルお灸接着シートの代用で他の両面テープでもいいですか?というお声もありますが、テープ負けをしやすいので専用の接着シートでご使用ください。

デジタルお灸(電子温灸器)と火を使わないお灸太陽の比較

大きさ(サイズ):火を使わないお灸太陽の方が小さくて軽い

デジタルお灸:高さ約22mm、直径約46mm、重さ約30g
火を使わないお灸太陽:高さ7mm、直径35mm、重さ約3g

大きさは「火を使わないお灸太陽」の方が、かなり小さいです。
特に厚みが全く違います。

何より重さが1/10程ですので、貼った後の違和感が大きく変わります。
重量を感じると落ちてしまわないかと、かえって気を使いますので使用した際は大きく違いを感じます。

温度

デジタルお灸:約40-43℃(弱)、約41-50℃(中)、約42-56℃(強)
火を使わないお灸太陽:皮ふ表面温度約40-50℃

デジタルお灸の強は、お灸慣れしている方でも熱く感じると思います。
私は何度か低温やけどしました。
中のモードも、温度のバラツキを感じほぼ弱での使用となりました。

温熱時間

デジタルお灸:タイマー約15分自動オフ、約2時間(連続使用時間)、充電所要時間は約2時間
火を使わないお灸太陽:約3時間(使い捨て)

使用感

デジタルお灸

厚みがあり重たい為、上から服を着づらい感じが違和感を感じやすかった。
また当たったら落ちてしまわないかなど気を遣うことがあり、少し使いづらかった。

自動で15分でオフになる為わざわざオンにする必要があり、長時間使用しづらい。
粘着シートが一度貼ってから貼りなおすと落ちてしまうぐらい弱まるので、貼ったままオンにする必要性を感じました。
背中など見えづらいところなどは、少し難しく感じます。

火を使わないお灸太陽

貼る部分が薄い為、接着面が安定していて広く感じる。
重量も軽く、厚みも薄いので上から服を着ても違和感がない。

コストパフォーマンス ※2025年10月23日時点

デジタルお灸

2個で9900円(粘着シート合計30枚)粘着シート60枚入り2000円=16.6円/1h)
火を使わないお灸太陽:60個入り5830円=32.3円/1h

デジタルお灸は、電源をオンオフしやすい場所で同じところに2時間貼って使用するのであれば、火を使うお灸太陽よりもお安く使用できると思います。
また充電しやすい環境で、使用するツボを探している方でお試しにしたいときも良いと思います。
1枚2時間で使用すれば、1回約33円で使用できます。

火を使わないお灸太陽

1個で3時間使用すれば、1回約97円で使用できます。
もしコストを抑えたい場合は、ヤフーフリマでもご購入でき1個あたり57円程です。
ヤフーフリマでご購入されたい方はこちら➡ヤフーフリマで火を使わないお灸太陽を探す

デジタルお灸(電子温灸器)の特徴

メリット

やはりコスト面では、デジタルお灸の方が良い場合もあるように思います。
温熱時間の所でも触れた通り、もし2時間1枚の粘着シートで使用できるなら、少し安く使用できると思います。

デメリット

約15分で自動オフになってしまいます。
安全という面では良いとは思いますが、火を使わないお灸の特徴である、ゆっくり熱刺激を与えるという面では少し頼りなく感じます。

また15分でオフになる度に、粘着シートを替えているとコストが高くなってしまいます。

一番の違いは、本体の厚みを感じ重さも感じることです。
火を使わないお灸に比べると、上から服を着づらかったり、本体が落ちてきそうな感じがあったり、違和感を感じます。
ですので気を遣いかえって疲れました。

熱刺激のバラツキを感じます。
また機器ですので、本体が故障するケースもございます。

また国産にこだわる方は、今回比較したデジタル温熱は中国製になりますので、せんねん灸をおススメいたします。

火を使わないお灸太陽のメリット・デメリット

メリット

熱刺激のバラツキが少なく使用しやすい。
日本メーカーですので、国産の物になります。
1個の温熱時間が3時間と長いため、ゆっくり熱刺激を入れたいときに適しています。
何より本体が薄くて軽い為、上から服を着ても目立ちませんし、軽い為付けていても違和感を感じません。

デメリット

デジタルお灸を2時間同じシートで行ったときと比べると、コストがかかる。
温度の調整が弱にできない。

まとめ

おすすめは、「火を使わないお灸太陽」です。
効果は、同じように使えばほぼ変わらないと思います。

ですが「デジタルお灸」・「火を使わないお灸太陽」の良さは、ゆっくり熱刺激を入れることだと思います。
その点で考えると、自動オフがない「火を使わないお灸」の方が、ゆっくり熱刺激を与えることができます。

コスト面でも、ヤフーフリマで1個あたり57円程で購入できますので、大きな差はありません。

またデジタルお灸は、設定で強に出来ますが低温やけどの心配が強いですし、短時間で熱を入れるのであれば煙の少ないお灸や、火を使うお灸の方が適していると思います。

お灸の選び方に迷われた方はこちらの記事➡お灸の種類・選び方

個人的な感想になりますが、他の製品ですが友人が中国製の低周波医療機器を使用した際に、急に故障し通常の強さを遥かに超える電気が肌に当たったことがあります。
幸い痛みがその時だけで大事には至らなかったのですが、それ以来少し機器類は国産の物を選ぶようになりました。

勿論国産だから全て安心ではないですし、外国製だから全て危険ではないと思っています。
ですがモバイルバッテリーの引火のニュースもよく聞きます。

そのようなことも含めて、安心して使える老舗メーカーのせんねん灸の「火を使わないお灸太陽」をお勧めいたします。

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