お灸って火事が心配?安心の”火を使わないお灸’’でセルフケア

お灸の仕方・方法

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この記事でわかること

・火を使うお灸で火事の心配がなくお灸をする方法
・火を使わないお灸と、火を使わないお灸での差はあるのか?
・おすすめのお灸方法。

はじめに

患者様からお灸を両親に試して欲しいけど、
「火事が心配」「火を使ってやけどが・・・」という心配のお声がありました。

やはり「火を使うお灸」では、火事、やけどの心配は出てきます。

せんねん灸の「火を使うお灸」は、とても気軽に始めやすいですが、やはり火を使うことそのものが心配な方もいらっしゃると思います。
感覚的には「お香を焚く」ぐらいの危険度かなと思います。

火を使わないお灸太陽

ではお灸はやはり出来ないのかというと、そうでもありません。
「火を使わないお灸」というものがあり、名前の通り火を使いません。
ですので、使用中に服が触れても燃えませんし、触っても火を触ったように火傷しません。

「火を使わないお灸太陽」は、
皮ふ面平均温度が、およそ40‐50℃
温熱持続時間が約3時間です。

またカイロとは違い、直接皮ふ(気になる箇所)に貼れて刺激を与えることができます。

火を使わないお灸太陽をおすすめな方

この火を使わないお灸は、高齢者の方だけにおすすめかというと、そうではありません。

・自分では「火を使うお灸」がしづらい背中などに使用したい方
・衣服の下に貼れるため外出先や、家事の合間にしようしたい方
・ゆっくりと熱の刺激を与えたいとき
・子育て中に安心して使用したい方(火をつかわず、煙も出ません)

このように、いろんなシチュエーションでご使用になれます。
勿論、火の元が気になる方にもおすすめです。

火を使う・使わないお灸で効果が違う?差があるの?

はじめに、どちらも温熱刺激という共通点があります。
では何が違うのかというと、温度の高さと、温熱の時間です。

どちらが良いではなく、どちらも良さがあります。
後で書くデメリットもあります。

鉄板をイメージしていただきたいのですが、高温になっている鉄板を手の平でゆっくり触ると・・・
もう想像しただけで「ジューー」っと音が聞こえそうです。

同じ高温の鉄板でも、指先でほんの一瞬に「パッ」と触れる程度に引っ込めると、きっと火傷はしないと思います(危険ですので、実際にはしないでください)

このイメージをお灸に置き換えると、
高温で短い時間で熱を与えるのが「火を使うお灸」。

手の平でゆっくり熱を与えるのが、「火を使わないお灸太陽」です。
高温であれば火傷してしまいますので、火を使うお灸に比べて低めになっています。

違う例えばかりですが、高温で一気に焼いたとしてもお肉の中に火が通らないことがあるように、
低温でじっくりと焼いた方が中までしっかり火は通ります。

ですので体感と刺激は一致しないこともあり、効果がある半面後述の気をつけたい注意点もあります。

どちらも、しっかりと刺激量としては十分ですし効果が期待できます。
下記の関連記事に、それぞれのお灸別でセルフケアの方法をご紹介していますので、よろしければご覧ください。

ちなみにより高温で、より一瞬の時間で行うのが、私たち鍼灸師が行う「もぐさ」を手で捻ってする方法です。

※「煙の少ないお灸せんねん灸の奇跡」があるのですが、そちらはこちらの記事でご紹介しています➡お灸で火災報知器は作動するの?

火を使わないお灸太陽の注意点

では全く注意することがないかというと、そうではありません。
必ず使用の前に説明書をお読みいただきたいです。
その中から特に注意することをご紹介したいと思います。

まず低温やけどです。
火を使わないですが、同じ箇所に3時間程の長い時間の温熱刺激がありますので、低温やけどには注意していただきたいです。
特に、お風呂後や汗をかいた後など皮ふが濡れているとき、敏感肌の方、かぶれ易い方です。

次に使用の際に上から衣服を着るのは可能なのですが、サポーターやベルトなどで挟むように圧迫すると危険です。
同様の理由から、商品を腰などに貼って仰向けになっておやすみになられると、床と自分の腰などで商品を圧迫してしまうため危険です。

「火を使うお灸」でも同様ですが、糖尿病など温感や血行に障害のある人は、熱さやかゆみなどの変化に気づけず危険です。
妊娠中の方も含めてご使用される際は、必ず医師または薬剤師に相談の上、ご使用ください。

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