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テニスをしているときに、足を捻って痛めるケースをよく見かけます。
足を捻挫したときに、このまま続けるのか止めるのか。
病院に行くのか、様子をみるのか悩むと思います。
今回は捻挫について書きたいと思います。
病院で診てもらう?
まず医師に診てもらう方が良いかですが、結論から申し上げますと必ず診てもらった方が良いです。
鍼灸師、柔道整復師として捻挫の施術をすることは、とても多いですが我々には診断することができません。
医師のみ診断する権限があります。
では権限がないからだけかというと、そうではありません。
場合によっては画像を撮ることもあります。
病院に行ったけど何もしてくれなかった。
湿布だけ渡されて、ちゃんと診てくれなかったと聞くことがありますが、
それはその医師がちゃんと診てくれなかっただけで、しっかり診てくれる医師はたくさんいらっしゃいます。
キッチリ診てもらっても、結局大きなケガでなく湿布だけなら行かなければというお声も聞きますが、それも大きなケガでないことが確認できたのであれば良いことだと思います。
足の捻挫で一番痛めるのはどこ?
足の捻挫で一番多く痛めるのは、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)です。
前距腓靭帯は、足の距骨から外くるぶしに付いている靭帯です。
ざっくり言うと、足の甲から外側に付いている靭帯です。
足は内反(足を内側にひねる)しやすいので、その動作を急に強く捻ることで、外側の靭帯が張ってしまって痛めます。
外反して内側を痛めることや、外側でも他の靭帯を痛めることはありますが、足の捻挫では圧倒的に前距腓靭帯が多い為、今回は前距腓靭帯に絞って書きたいと思います。
ひどい時はどんな状態?悪化するとどうなるの?
捻挫をしたときは、まず医師の診察を受けることが大前提です。
そのうえで、次のような症状がある場合は特に早めの受診が必要です。
- 腫れている
- 捻った部分に熱感がある
- 内出血している(皮膚が青紫色になる)
- 動かさなくてもズキズキ痛む
- 動かすとギシギシと音がする
- 関節がグラグラして不安定に感じる
これらの症状が1つでも当てはまる場合は、靭帯の損傷や骨折の可能性があります。
腫れや熱感があるときは、靭帯が炎症を起こしているケースが多く、
内出血を伴う場合には、靭帯が部分的あるいは完全に切れていることもあります。
さらに、動かしたときに関節がグラグラしたり、ギシギシ音がするようなら、
靭帯断裂だけでなく骨折している可能性も考えられます。
こうした症状があるのに我慢して動かしてしまうと、
軽度だったはずの捻挫が悪化し、回復までに時間がかかることも少なくありません。
部分断裂でも1〜2カ月、完全断裂の場合はスポーツ復帰まで半年以上かかるケースもあります。
ですから、もし捻挫をしてしまったら、
「大したことないかも」と思ってもその日は安静にし、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。
もし様子をみるとなったら、その後のケアは?
特に大きな問題がなく、痛みまでもいかなくても違和感が残るときは?
まずしっかり休めることが重要です。
当たり前のことですが、意外と休ませられていないケースが多いです。
特に足は元々内側に捻りやすいので、足首の外側にテンションがかからないようにしましょう。
次に足を内反させる後脛骨筋に緊張があることが多いので、そちらを緩めます。
火を使わないお灸でケアするのがおすすめ
三陰交(さんいんこう)穴が、後脛骨筋をケアするのにおすすめ。
せんねん灸太陽であれば火を使いませんので、安全にお灸することができます。

三陰交穴(赤色●)は、内くるぶしから上3寸(2‐5指の4本分)にあります。
こちらのツボは、妊娠中の方は特に注意が必要ですので、こちらの記事をご覧ください➡妊娠中に気をつけたいツボへの刺激
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